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病理革命

レセプト請求の実際


最近、毎日のように話題になっているマイナンバーカード!!

保険証と一体化してマイナ保険証!?

どうするの安全性!?

いろいろな不安や問題点や誤解が噴出しているような気がします


今回は保険医療機関が必ず行っている、レセプト請求について考えました

レセプト請求とは、患者様の保険診療費を支払基金に請求することです(月1回)

マイナ保険証とどう関係しているの・・・・?


このレセプト請求の方法が、日本では未だに様々あります。

添付資料は全国保険医新聞(2023年7月15日)掲載のものです。

オンライン請求は電子カルテの機能の中で、レセプトをオンラインで送る仕組みです

電子媒体請求とは、CD-ROMなどの光ディスクによる方法。

紙請求とは、紙のレセプト用紙で請求する方法です。

2023年の今でも診療報酬の請求方法が統一されていないのがわかります。

これは各施設の電子カルテやレセコンの機能がさまざまであるためです。

これらの請求方法を統一したいという思惑も一因として

医療のデジタル化を進めているようです。

その一つがマイナ保険なのかと思います。


オンライン資格確認(マイナ保険証)が義務化になると、

つづけて、オンライン請求も義務化の対象になると思われています。

オンライン請求のための設備投資(電子カルテ、レセコンの整備)の負担が重い

という不安が各医療機関にあるようです。


当院では電子カルテでオンライン請求を行っていますが、

機能の中でレセプトチェック用に紙請求用紙をプレビューできます。

紙請求の1例が以下ですが、患者様が月に述べ数千人の規模になる場合には

紙請求の申請側も受取側も大変なのではないかと思います。

医療のオールデジタル化は数年という短期間では難しのかもしれませんね。


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