#連携病理診断
#病理連携 #消化器病理
#肉芽腫 #IBDの病理
3月末に消化器内科の先生がたによる内視鏡研究会が開催されました
病理医の私も出席させていただきました
内視鏡写真はなかなか勉強する機会がありませんので
私にとってはとても貴重な研究会です
今回は炎症性腸疾患がテーマのでしたので
当院で診断した連携施設様の病理像を提示させていただきました
若い男性で内視鏡では典型的な所見がなかったそうです
大腸の生検をとられて当院で病理診断したところ
「肉芽腫」がみられましたので
クローン病の診断に至りました
クローン病の病理では「肉芽腫が出現する」と教科書にありますが
実は、肉芽腫が出現している組織を診断できる機会は少ないです
病理診断よりも、臨床症状や内視鏡所見のほうが典型的な場合も多いです
今回は貴重な病理診断ができた症例です
これからも研究会を通して消化器病理の勉強をしていきます!!
中央部の丸い形のものが「肉芽腫」です
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