#病理医 #病理クリニック #開業
いつか某新聞のアンケートで「患者さんが分かりにくい病院用語ベストテン」というような企画がありました。
第一位は「予後(よご)」、
そして晴れある第二位は「病理(びょうり)」・・・・
この記事をみて半分がっかり、半分やっぱりという印象でした。「病理検査」や「病理医」というのは皆さんに認知されていないんだなあ、と実感した次第です。
よく聞くのは、「産婦人科医が少ない」「小児科医が少ない」とか、でも
実際の学会登録では産婦人科医は12,000人、小児科医は30,000人の先生方がいらっしゃいます。では、何も騒がれていない病理医は?
全国で2,500人です・・・
とても少ない・・・・
この中には定年後の病理医の先生もいらっしゃいますので、現役世代は2/3くらいです。
どう考えても少ない!
どうして病理医は少ないの?
私の学生時代、クラスメートの中には「病理の勉強が好き」「病理が面白い」と言っている人は少なくなかったです。でも実際に病理医になったのは、私一人・・・・
たぶん、おそらくですが、
将来 病理医では独立できないから、という理由が大きかったと思います。若いころは大学病院や総合病院で研修や経験を積みます、実力がついたら他の科(内科とか、眼科とか)であれば自分で開業して独立する、という目標が立てられます。でも、「病理じゃ独立できないからやめといて」と親御さんに言われたという友人もいます。
病理をやりたかったけど病理医にならなかった方々へ、
今は病理医で開業できますよ!!
私が開業しました!
若い先生や学生の方々へ、
病理医も保険医として独立する時代がやってきましたよ!!
これからずっと伝えていきます。
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