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病理診断を希望される

患者さまへ

より詳細なご説明をご希望の方には『病理診断外来』を行っております。必要な資料をお持ちいただければ病理専門医がご質問にお答えいたします。(保険診療)

またセカンドオピニオン(自由診療)としてもご利用ください。

<病理診断について>: 特徴

病理診断とはなんでしょうか?

人は子供のころから体調がすぐれなかったり、作業をしていてケガをしたり等となってしまったときには、掛かりつけの医療機関へ連絡をして受診しますよね。その時、先生は”人を診て判断”をします。これが内科であったり、外科であったりと、多くの診療分野に分かれています。先生は各分野のエキスパートです。

実はその中に病理診断という分野があり、ここでも”診て判断”しています。しかし診るのは人ではありません。

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では何を”診て判断”しているのでしょうか。

一つ例を挙げると、
このところおなかの調子が良くなく受診したところ、カメラを使用する内視鏡検査が行われることになりました。先生は口もしくは鼻からカメラを挿入し、画面に映る胃の内部をみて少し周囲と違ってみえる部分をつまんで組織(胃粘膜)を採取しました。肉眼では分かりにくいことがあるためこの組織を調べてみましょうとなります。調べる方法は顕微鏡(通常は400倍まで拡大できます)を使って細胞レベルで調べます。この時みられた細胞が良い細胞なのか、もしくは悪い細胞なのか、またはいったい何なのか等を判断するのです。判断に必要なのはスライドガラス(プレパラートともいいます)と呼ばれるもので、これには極くごく薄く(約4/1000mm程度:新聞紙の文字が透けてみえる薄さ)スライスされ色付けされた組織が張り付けてあり、これを“診て判断”しています。

これが病理診断であり、この診断を専門に行う先生方がいらっしゃいます。

病理診断によって

その後の治療方針が決定されることや、処方される薬が決まったりと、実は見えないところで力を発揮しています。当クリニックは病理診断のみを標榜するクリニックですが、多くの方々になじみのない診療科目です。
ですが、より詳細な説明をご希望であれば、疑問・質問に専門医がお答えいたします。

ウーマン&ドクター

ご準備いただくもの

外来受診をしていただくにあたって次のものをご準備ください。難しいようでしたら予約時にご相談ください。

​病理報告書または病理診断書

病理標本

健康保険証

公費受給者証(必要な方のみ)

<病理診断について>: 特徴
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