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ピロリ除菌後10-20年の胃癌!?

  • 病理革命
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

#連携病理診断 #病理クリニック #内視鏡検査



内視鏡研究会に出席しました。

内視鏡分野でご功績のある先生に伺った講演は、大変勉強になりました。

というのも........病理診断をしていて、最近気になっていたことがありました。

 ⇒ なんだか最近胃の低分化腺癌(印環細胞癌)をしばしば診断するな~


*ご講演の内容では、ヘリコバクター・ピロリ菌(H.ピロリ)は消化器内科の先生を中心に検診や診療で、日本人のかなり多くで除菌治療がなされました。H.ピロリは再感染しないので、H.ピロリが原因の胃癌(高分化型管状腺癌が多い)は確実に減少しているとのこと。


*H.ピロリの除菌治療が始まって約20年が経過しましたが、最近は除菌後の患者に低分化な腺癌である「印環細胞癌」が増えているようだとのことです。


💡💡💡これかな....!?

当院の診断では胃の生検が1個しか採取されていな患者様で、表面の粘膜がとてもきれいなのに、粘膜層には印環細胞癌が増殖している。という症例を見るようになりました。

 先生方も内視鏡的に悪性の所見が乏しいと思って生検をしていると思います


囲んだ部分に丸い細胞が多数認められます
囲んだ部分に丸い細胞が多数認められます

特殊染色で細胞が赤く染まっているのが印環細胞癌です。
特殊染色で細胞が赤く染まっているのが印環細胞癌です。

胃癌の原因としてピロリ菌が発見され、医療では除菌が進みました。

今後の胃癌はどのような傾向になっていくのか、また10年、20年の観察・統計が必要になっているのだと思います。


研究会や講習会での知識のアップデートはとても重要だと感じています。





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