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  • 病理革命

当院のロゴマークについて

更新日:2020年7月8日





👆当院のHPにはピンク色と青色の少々派手なロゴマークがあります。名刺にもこのロゴを使っていますが、どうしてピンク色?と思うかもしれません。このマークはオリジナルですが、病理診断科クリニックにとって深い意味があるのです。

皆さんも小学校から高校生のあいだに顕微鏡を数回くらいはのぞいたことがあるのではないでしょうか。ロゴマークのピンク色の楕円形は顕微鏡をのぞく目のところを表現しています。右にある青色の絵は顕微鏡の全体を模写しています。

HPには「病理診断とはなんでしょうか?」のところに「組織のプレパラートをみて(診て)診断します」と説明しています。このプレパラートには「スライスされ色付けされた組織が張り付けてあり」、これを顕微鏡でみて腫瘍であれば悪性なのか良性なのかを診断しています。薄くスライスされた胃や大腸の組織は、ヘマトキシリン・エオジン染色で色付けされますが、エオジン液によって組織全体がピンク色に染まります。このピンク色の上に重なって、ヘマトキシリン液で細胞の核が青い点として染まります。病理診断に大切なのがこのピンクと青なのです。

病理のプレパラートを見たことのある方は「標本の色だね」と気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、見たことのない皆さんも病理診断にはこのピンク色と青色が重要なんだ、と思っていただけるとロゴマークも喜びます。




👆No1ブログ:肺炎の病理組織の画像では、肺の組織がピンク色に染まっています。その上に重なって青い点のように見えるのが細胞の核です。



👆拡大するとピンク色の組織の中に、青く染まる細胞の核がたくさん見えます。この画像の色は、ほとんどロゴマークと同じ色合いなのがわかりますか!?



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